あたまの中身は線路だらけ

ダイヤ論、配線論など鉄道に関する話題を語ります。鉄道車両のサイドビューを模した色々使える小さな画像「TrainChip」の公開も。

【TrainChip】小田急5200形

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本当は5000形なんだけど別扱い

千代田線直通用の9000形は1977年までに必要なぶんの製造を終えたが、急行・準急10連運転に際しては6両編成がまだ不足していた。

そこで地上専用の6連として5000形の再増備が決まったが9000形の実績も取り込んで仕様変更が行われ、新たに車両設計認可を受けたことからとくにこのグループを5200形と呼んで区別している。
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車体はいわゆる「小田急顔」の前面に9000形の側面を合わせた雰囲気で、9000形とおなじ一段下降式の側窓が特徴。
1977年から1982年までに6連20編成が製造され、大型車10連で運転される急行の主力車両として活躍してきた。

晩年になって波乱万丈

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2000年代に入るとほかの通勤車同様にパンタグラフシングルアーム化が行われた。
また一部の編成については9000形4連2本を組み合わせての簡易8連化の際に不要となった前照灯を譲り受けて交換している。
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2007年になると一部の編成が中間2両を廃車して4連化された。
これは経年の高い5000形の廃車を進めると4連が不足するため余剰気味の6連を4連化して補充することになり、いずれ引退する運命だった5200形種車となったためである。

その後も活躍を続けたが3000形や新4000形への置換えが進み、5000形とともに次第に数を減らしていった。

「小田急顔」の終焉

そして2012年、ついに最後まで残った5000形、10000形HiSE、20000形RSEとともに引退を迎えた。
半世紀以上にわたって小田急の標準スタイルとして親しまれた、いわゆる「小田急顔」の最後でもあった。

最後の小田急顔ではあるがその原型ともいえる2600形が1両保存されていることもあり、5000形ともに全車が廃車・解体となっており現存しない。


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小田急通勤型電車のあゆみ (キャンブックス)

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小田急電鉄の車両 JTBキャンブックス

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小田急電鉄(私鉄の車両2)

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